アウガルテン(AUGARTEN) 忘れな草(6690) ラウンドディッシュ セール中 12.5cm(069) 皿

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濃淡のついた小花や葉の一つ一つが繊細に手描きされた、控えめながらも優雅なシリーズ アウガルテン Augarten オーストリア 小皿(〜17cm)※商品名にプレート立て付などの表記がない場合は、付属品は別売となります。※商品の価格は実店舗と異なる場合があります。※販売価格は予告なく変更される場合がございます。※限定価格は在庫がなくなり次第終了します。サイズ:直径12.8×高さ2.7cm19世紀初頭に創作されビーダーマイヤー様式の忘れな草シリーズは、シンプルに見えて実はすごく描き込みが細かな絵付けです。パッと見はわからないのですが1点づつの花びらの濃淡や大きさなどが違って、ペインターの個性が垣間見れる逸品です。※ビーダーマイヤー様式とは、19世紀前半の政情不安な時代にあって、家庭の中に平和な日常生活を見出そうとした市民の様式。アウガルテンでは、宮廷から裕福な市民階級へと顧客層が移り始めその意味でも手に入れやすい比較的安価な柄が開発されました。1718年ハプスブルク家が全盛を誇った時代にウィーン磁器工房は誕生しました。アウガルテン窯の始まりです。ここは世界で初めてコーヒーカップを磁器で作った窯でもあります。1744年には、女帝マリア・テレジアによってハプスブルグ皇室直属の窯に命じられ、以来、「インペリアル ウィーン磁器工房」としてこの工房で作られる全商品には、ハプスブルク家の紋章である横2本の盾が、商標として焼き付けられています。この時代にフランスを代表とする画家ワトーが描くロココ調の風景画や、磁器製の人形が盛んに製作され、今日でもこれらウィーン磁器工房のロココ調磁器は、収集家に大変珍重されています。この時代に誕生した代表的な絵柄のひとつに 「マリア・テレジア」 があります。マリア・テレジアの狩猟の館であったアウガルテン宮殿のディナーセットとして、女帝への敬意を込めて贈られたもの。18世紀狩猟のシンボルであった、もみの木の色だけで彩色された優美な花柄は現在でも高い人気を誇っています。その後もアウガルテンは皇族、貴族のために磁器を焼き続け、24金の金粉を液体に溶かして磁器に塗る新しい技法などを次々と生み出し、18世紀後半には 「技術と品質で世界一」 という名声を得たのです。ハプスブルク家の衰退とともに、1864年から約60年の間一時休窯となったアウガルテンですが、1924年かつてのマリア・テレジアの狩猟の館であるアウガルテン宮殿に工房を移し、名称もウィーン磁器工房アウガルテンと改めてよみがえりました。今でも、製品のすべてが熟練した職人によって昔ながらの手作りにより製作されているため、生産量は限られています。しかし優しい輝きを放つ絵柄、温かみのある白磁、しっとりなじむフォルムは、一途なこだわりがあるからこそ守られている「アウガルテンの生命」なのです。「アウガルテン 陶磁器商品のご購入に関するお願い」アウガルテンの商品は、熟練した職人により昔ながらの技法で手作りにより一つずつ製作されております。つきましてはHP上でご紹介しております商品とお届けする商品の絵柄は多少異なる場合がございます。予めご了承くださいませ。(※イヤープレートに描かれているモチーフは手描きではなく、転写です。)在庫切れになりました場合、制作にお時間を頂戴いたします。お届けまでに3〜6ヶ月ほど頂く場合がございます。予めご了承くださいませ。「バックスタンプについて」バックスタンプのデザインは製造時期により商品画像と異なる場合がございます。

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